水/不動/西半球/南半球/冥王星/8室
蠍座の支配星である冥王星には2つの側面がある。「フリーエネルギー(愛)」と「DNA」である。
共通しているのはどちらも「目に見えないが確実に影響力を持っている」ということと「無意識の領域である」「生まれた時から変えられない(この宇宙にいる限りフリーエネルギーから離れることはできない&DNAは自分の人間としての顕在意識では選べない/厳密に言えば、これらは全て自分の魂意識が設定している)」「絶対的に自分と密着していて一生離れられない」ということだ。
DNAは種の保存(生存戦略)として、命に関わる体験を即座に記録して1つ下の子孫に繋ぐ。このような性質から、蠍座には「受け継がれるもの」という意味もある。
わかりやすいのがやはり「子孫」で、男女がセックスによって子供を創るというのは1番わかりやすい蠍座の「錬金術」の形なのだ。このため、異質なものとの融合と変容も蠍座のキーワードになる。
そしてこの性質から、蠍座は1対1の濃密なリレーションシップも司る。このためパートナーシップが根本的な望みである人も多い。そしてこの性質から1対1や少人数の付き合いが得意で、それらを仕事にしている人も多い(1対1の接客やセッションなど)。
また古くから伝わる文化風習や古着などのヴィンテージ、土地や家や遺産などもそうだ。人から人へ”継承されていくという事象”そのものを、全て蠍座が担当していると言ってもいい。
また「目に見えないが確実に存在しているフリーエネルギー」的性質の側面から、心理学やオカルトや占いや金融など、水面化のものごと、隠されているが確実に影響力を持っているものごとに興味を抱く場合も多いし、この人自身がそう言った役割を果たすこともある(コンサルやマネージメントなど)。
また「選べないDNA」の側面として(実際にはこれも魂が設定しているので大義的には”自分で選んでいる”のだが)、「運命的体験や出会い」にワクワクを感じるというのも蠍座の特徴。”運命の出会いと、それによって自分が変容すること”というワクワクをこの人生でたっぷりと楽しみ尽くすといい。
そしてフリーエネルギー的な絶対の「愛」を体現する人だ。「恐れ」から「望み」にフォーカスチェンジして叶えていくことでこの人は「愛の人」になれる。
実は「自分を愛すること」が大きなテーマであり、この人の真の望みなのだ。また冥王星は脳内伝達物質ではエンドルフィンだ。瞑想によって自発的に放出することができる。