地/活動/東半球/南半球/土星/10室
土星は「リミット」を司っている。それはこの3次元領域における私たち1人1人の肉体の「寿命」だ。
また、この3次元という世界で”時間が直線に進む”という「規定」も土星の担当だ。土星が社会天体のラストなのはこのためである。「時間」は天秤座〜射手座の領域のように私たち人間が作りだした”共通認識”ではなく「3次元という領域レベルでの概念」なのだ。
私たちは寿命というタイムリミットがあることで「選択」や「決断」を迫られることになるし、時間的な意味で人生の中でできることが限られてくるわけだが、結果的にこれによってこの3次元世界の人生において「目標実現」を成し遂げることができる。このリミットがあることで「やりたいこと」が明確になり、様々な体験をすることができるのだ。
限られた時間の中で、自分は何をするのか?それは全て自分の自由である。これらは「自立」と連動している。自分の人生の”持ち時間(寿命)”が全て自分のものであるという自覚と責任を持つことが「自立」であり、その上で「自分が本当にやりたいことを選択して、体験(経験)する」のが「自立」であり、その実行こそが「成功体験」なのだ。
教育で社会的な”正しさ”や結果主義を叩き込まれる私たちにとって、土星の使い方は間違って認識されがちだ。
自分の人生は他の誰かのものでもない。自分のものなのだ。これを間違っている多くの人が28歳前後の土星回帰で「本当に生きたい人生」に軌道修正することになる(もちろんそうでない人もいる)。
このリミット的感覚が伴っているため、例え本当に自分がやりたいことでも「やるべきこと」という意識が強くなる場合もある。これがある意味で義務めいて見えるかもしれないが、自分で決めたことなので義務ではない。
自覚と責任に目覚めると、その自分軸をしっかり強化するようになるし、この社会や”時代”をそうした自立した個人個人が作り上げているという部分にも目が向くようになる。
そして、山羊座は活動宮チーム最後のサインだ。「自分の人生の時間を精一杯使い切る」という意味で、この人はライフワークに力を注ぐ活動家なのだ。
自分がやりたいことを、自分で選択し、自分で決定し、自分で実行し、自分で責任を持つ。もんなにもすがすがしく喜ばしいことはない。こういった自立心の強さにより、独立や起業をする人も多い。