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蟹座

西半球のトップバッターである蟹座は、人間という生き物が「集団」で生きる生き物であるというところの営みの基礎の部分を担当している。

原始から、人間は集団で協力することで身を守って生きてきた。集落を作り、ねぐらを作り、そこで身を寄せ合ってお互いの安全を守った。同じ釜の飯を食べて絆を深めた。

月は脳内伝達物質では「オキシトシン」と関連していて、「感情」「生きる安全が守られている安心=人が、味方が近くにいる安心」の部分だ。

オキシトシンはスキンシップや親密な(仲の良い)間柄の人との交流、慣れ親しんだ環境によって感じられる安心などで分泌される。「安心という基盤がある、人間の集団の営み」の全て、つまり人間の社会活動の基盤(始まり)の全てが蟹座に集約されている。家族、地域、コミュニティ、仲間、感情(インナーチャイルド)。日常生活。

帰る家があって、安心できる居場所や信頼できる仲間がいることで、人は初めて次の「自己表現(獅子座)」に乗り出すことができる。その先の「冒険」に出かけることができる。「安心」は私たちが本能的に求めてやまないものなのだ。

家族や友人や仲間や地元や地域やコミュニティを、そこにおける「安心」を大切にすること、その場づくり、基盤づくりや、絆結びや強化をするのが蟹座の人たちだ。今の社会にあって、これはかなり重要な部分になってきている。

本当の安心とは、リラックスして感情をありのままに表現できることであり、他者との接触や心の結びつきがあること、「居場所」があることなのだ。

また、蟹座は活動宮であり「感情の動きを感じている自分自身」に意識が向きやすいサインでもある。蟹座の人は、むしろそこに夢中になるといい。

感情をありのままに感じて、それを表現することで、この人がありのままにいることで、他者を安心&リラックスさせる役割も持っている。

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