火/不動/西半球/北半球/太陽/5室
太陽=魂。脳では前頭葉、肉体では心臓と関連している。
獅子座は自我やアイデンティティを司っているが、つまり我々にとって自我とはシンプルに「魂」そのものなのである。
何かを持っている自分、何かができる自分、など”外的要素”を自我の拠り所にしていると(これが承認欲求である)、魂はたちまち輝きを損なう。それは本当のアイデンティティではないからである。
「何かにワクワクする自分の魂そのもの」を自我だと自覚できた時、宇宙レベルでの絶対的な「安心」と「自我(大我)」を得ることができる。
常に燃え続ける太陽と同様、常に動いて血を送り続ける心臓と同様、魂は毎秒毎瞬宇宙レベルの創造を続けている。魂は創造することしかできない超クリエイティブな生き物なのだ。現に、今私たちが体験しているこの地球での「体験」の全て、この3次元世界の全ても私たちの魂意識が創造している。
獅子座の人はこの「創造意識」に目覚める(思い出す)ことで格段に才能が開花する。ワクワクすること自体を楽しむ。自分からワクワクすることを創り出していく。自己表現する。自己表現とは「自分が存在している、ということを世界に証明する」ことだ。だからありのままの自分(もしくは自分の世界)を世界に見せるだけでいい。
存在証明とは、まさに光り輝く太陽そのもので、「光る(そしてその光を隠さずに他者に見せる)」だけでいいのだ。そして、他の魂との共同創造を楽しむ。魂たちは、わざわざあらゆる個性を設定してこの地球での人間遊びを楽しんでいる。誰かが自己表現する時、誰かが観客であるように見えるが、実際にはそれは相者による”共同創造”なのだ。獅子座が西半球にあるのはこういうわけである。
獅子座の人は、自分の魂の輝きを放つことで、他者にもそれがあるという感動を思い起こさせるという役割を持っているし、共同創造によって「ワクワクや感動」を分かち合う喜びを人々に感じさせる役割も持っている。
「胸が震える」というのは、これによる現象だ。「誇り」という言い方もできるかもしれない。