風/活動/西半球/南半球/金星/7室
天秤座は人間たちの「文化の共有」「人々によって常に更新され続ける文化(非言語コミュニケーション、共通認識、社会的&文化的所属感覚)」の部分を担当している。
ファッションの流行などはかなり分かりやすいだろう。人々が「流行」を共有しようとする、それに乗ろうとする心理も「人間社会への所属意識」から来るものだ。
そして牡牛座と同じ「金星」を支配星として共有しているが、天秤座は「人間間で引き起こされるドーパミン」を担当している。”恋愛”や”美容”や”ファッション”が1番分かりやすいだろうか。
風サインは「コミュニケーション」を司っているが、つまり天秤座は金星でのコミュニケーションで、実は「言語」よりも顔の表情や立ち振る舞いやファッションなどの「ビジュアル面(言語ではなく視覚で捉える部分)」を使った「人と人が繋がり、多様な人々が共存し、文化を共有するための非言語コミュニケーション」がメインになる(風サインなので言語は必ず含まれてくるが)。
蟹座的なコンフォートゾーンよりも「より多くの、自分と実際的な暮らしで繋がっていない他者」も含まれる社会的コンフォートゾーンの構築を担当しているサインとも言える。
つまり「社交」もここに含まれる。「笑顔」や「挨拶、自己紹介」は、同じコミュニティでない人とでも調和的な関係を築くための手段だ。
また、天秤座以降のサインは「社会や文化に所属するための、またそれらを作っていくための(参加するための)社会活動」という意味合いがかなり濃くなってくるので、どのように自分を「演出するか」「魅せるか」といった要素も含まれてくる。
で、ここでは金星の本能的な部分で言う「パートナー探し」も要素としてさらに入っているというわけだ。ビジネスパートナーなど、あらゆる意味でのパートナーももちろん同じ。これらの意味で、自分をより魅力的に演出する「セルフプロデュース」は天秤座の領域である。もちろんこの客観性によって、他者のプロデュースも得意だ。
また、「文化と流行」は様々な人が交流する際の共通言語ともなるし、そこにはいつでもフレッシュな文化的交流があるのだ。