地/柔軟/西半球/北半球/水星/6室
北半球のラストサインである乙女座は「個人の生活の営み」の中で最も組織的な部分を担当している。
乙女座は双子座と支配星を同じくしているが、乙女座の水星は「分析、分類、大系化、組織化、システム化、整理整頓、法則化」この辺りを担当している。「整える」ことについては、全て乙女座が担当していると言っていい。
あらゆる種類の植物に名前を付けてその性質を分析して分類するという行為も、人体を解剖して全ての部位に名前を付けてその組織的な機能を把握するという行為も、信号や改札などのシステムで交通を整備するのも、部屋を片付けることも、ストレッチをして体をマッサージするのも、全て乙女座的行為だということだ。
全ての物事には法則がある。特に物理的な部分ではそうだ。そういった意味で「生活内のルーティン」も乙女座の担当するところだ。地球の循環システムも、人体の循環システムも、宇宙の循環システムも、結局仕組みとしては同じなのだ(人間社会のシステムが資本主義的搾取に傾いているうちは、宇宙と調和していないことになる)。
全ての人は、この循環システムの大事な歯車の1つなのだ。乙女座の人は「積極的にこの1つの歯車でありたい」という意識が強まる。
またこの”システム”をより快適なものに整える、という役割があるので何かしらそういった「整える」能力を発揮する仕事をしている人が多いし、人体のシステムである「健康」にまつわる仕事をする人やそれにまつわる医療や治療法、ヨガなどに興味を抱く人も多い。
専門家、職人気質。ポイントとして、より宇宙レベルの「仕組み(組織や大系)」を学ぶと乙女座の人はさらにワクワクするかもしれない。例えば物質は全て素粒子から出来ているとか、全ては周波数であるとか…人の健康なども結局のところこの部分と仕組み的には全く同じなのだ。